自宅より少し北に行くとイリナルタ湖がある。
2013-03-10_00003
四方をファルクリースの山々に囲まれた風光明媚な場所だ。
湖からはホワイト川が流れ出しており、やがて海に注ぐ。

湖の北部にはイリナルタの深淵と呼ばれる廃墟がある。
2013-03-10_00004
建物の大半は湖の底に沈んでしまっており、物見塔と思われる筒型の建造物と一部の城壁を残すのみである。
2013-03-10_00005
建設当時は陸上にそびえる軍事的な砦であったことが伺えるが、その詳しい由来は不明。
ファルクリースは古くから戦の絶えない場所であったという。かつては帝国(シロディール)の領地であったこともあるそうだ。
一説には帝国の砦だったという話もあるが、この砦跡はそんな戦いの時代の名残なのではないだろうか。
2013-03-10_00008
かつて幾人もの兵士達がここに集い、そして戦いの中に身を躍らせていったのだろう。
しかし、今では当時の面影を知るすべはなく、真実は全て水の底である。
2013-03-10_00006
陸側にも建物の残骸が残されている。かつてはそこそこの規模を誇っていたようだ。
廃墟となった原因は地盤沈下か地滑りといったところだろう。





湖の中央付近には小さな小島が浮かんでいる。
2013-03-10_00009
小島には星座の石碑が安置されている。ここにある石碑は淑女の星座を司るものらしい。
2013-03-10_00010
石碑に触れれば淑女の星座の加護を受けることができる。
長く人間の手から遠ざかっていたせいか、蝶たちの楽園となっている。



2013-03-10_00011